2021.04.07 13:54疑心暗鬼バレンタイン今日は休日のバレンタインデー。どことなく浮き足立つ世間も気にせず、マサキはレアポケモンを求めて草むらを探索していた。すると突然ポケギアが鳴り出したので画面を確認すると、オーキド博士の孫であり現在トキワジムのリーダーを務めているグリーンからだった。「もしもーし。どないしたん? あ、...
2020.11.29 11:24気づかなければ「なあ、マサキは転送マシンを開発してたんだよな?」「ん?せやけど⋯⋯どないしたん?」「で、ミスってポケモンと合体しちまったんだよな」「せ、せやな。何で知っとるん?グリーンくんには知られたなかったなぁ。恥ずかしいわ」「そこにレッドが来て分離システム起動してもらったんだって?」「レッ...
2020.10.17 14:04おまけ「まさき⋯⋯」「んー?」「ねれない」心も落ち着いてあとは寝るだけとなったのに、グリーンの目はパッチリと開いていた。「しゃーないな⋯⋯なんか話でもしたろか?」「はなし?」マサキは自分のバッグをガサゴソと探った。妹用に買った絵本を一応持ってきていたのだ。手元にあるのはトサキント姫、ち...
2020.10.17 14:02かぜっぴきこれはマサキが高校二年生の頃の話。「マサキさん、本当にすみません、お忙しいのに⋯⋯」気持ちのいい風が吹くとある朝、マサキはマサラタウンの姉弟が暮らす家に訪れていた。それは昨日の夜──マサキが通うヤマブキの高校から提供されている寮へ帰宅した直後のこと。突然ナナミから電話が掛かってき...
2020.09.08 13:35酔っぱらいの次の日マサキとグリーンがお酒飲んで酔いまくってノリで転送マシンのポケモン合体をグリーンで再現してしまったまま眠りについた次の日のお話。(PIXIVにてその部分を漫画形式で投稿してます)ん⋯⋯あれ、どこだここ⋯⋯確かマサキと酒飲んで⋯⋯そのまま寝ちまったのか⋯⋯?とりあえず起き──ん? ...
2020.09.08 13:30小さい頃の約束「オーキド博士! メンテナンスに参りましたー」「あ! マサキだ!」マサキがオーキドの研究所に入ると、小さな少年がこちらに駆けつけてきた。「オーキド博士のお孫さんか。相変わらず元気やなー」「孫っていうな!」頬を膨らませて怒るので、ぽんぽんとその頭を撫でる。「すまんすまん。グリーンく...
2020.09.08 13:24コーヒーとマシュマロ「グリーンくん飲みたいもんある?」「コーヒー」家にグリーンが遊びに来たので笑顔で迎え飲み物の希望を聞くと、意外と大人な答えが返ってきてマサキは少し驚いた。大体いつもオレンジュースかサイコソーダを飲みたがるのであらかじめ用意していたのだが、予想は外れたようだ。好み変わってもうたんか...
2020.09.08 13:21グレンの噴火「グレンに行ってきた」グリーンがマサキの家にやってきて開口一番にそう告げたのは、今にも雨が降り出しそうなどんよりとした曇天の日だった。つけっぱなしにしているテレビからはここ連日、グレン島の噴火のニュースがずっと流れている。その影響により、町ひとつが押し流されてしまったということも...
2020.08.16 14:36船のチケット「マサキー!! 来てやったぜ!!」ハナダの岬にあるマサキの家に突然現れた小さな来訪者は、小さい頃からよく遊んであげていたオーキド博士の孫、グリーンだった。「グリーンくん! え、一人? 家出したん!?」野生のポケモンが危険なため、家に遊びに来る時は姉か博士が絶対に付き添っていた。だ...
2020.08.16 14:32*マサキとグリーンの短編集*「マサキのうちに行って珍しいポケモンたくさん見せてもらっちゃったもんね!」「何しろマサキは有名なポケモンマニアだからな!」「ポケモン預かりシステム!あれもマサキが作ったんだぜ!」という会話から知り合いで仲良いんだと思っていた私による妄想短編集です。・船のチケット(コメディ)みさき...